協定期間 平成22年3月27日~25年3月31日
神戸市中央区の二宮地区は、震災後、自治会が相次ぎ解散し、現在は自治会のないエリアが大半を占める状況となっています。地区の各種団体の代表者等から構成される二宮ふれあいのまちづくり協議会では、消防団や婦人会などと連携しながら、防犯活動や防災訓練、違法駐車パトロールなど地区の様々な活動を担ってきました。
平成17年度からは、行政との協働により、ごみ出しマナーの徹底や不法投棄の防止に取り組む「二宮地区 美しいまち実現作戦」を展開し着実に成果が出てきています。
平成21年度はワークショップや暮らしのアンケートを実施し、残された課題と今後の活動について話し合いました。その結果、これまで取り組んできた美しいまちの実現に、子育てや高齢者に関する取り組み、生活マナーアップの取り組みを加え、「住み続けたいまち二宮実現作戦」へと活動を拡充展開していくこととなりました。
そのため、「(1)子どもからお年寄りまで、安全・安心に、そしていきいきと暮らせるまちづくり、(2)人と人とのつながりを育むまちづくり、(3)生活マナーを守
り、みなが快適に暮らせるまちづくり、(4)地区に住み、働き、集う人々の連携と、地域と市の協働と参画によるまちづくり」をまちづくりの目標としたパートナーシッ
プ協定を二宮ふれあいのまちづくり協議会と市の間で締結し、地域と市が、ともに地域課題解決に協力して取り組む関係を深めていくことになりました。
平
成22年3月27日に地域住民出席のもと、二宮地域福祉センターでパートナーシップ協定の締結が行なわれ、締結式の終了後、協定に基づく最初の活動として放置自転車追放キャンペーンとクリーン作戦を実施しました。
協定では、「住み続けたいまち」実現のための取り組みについての連絡調整、意見交換、協議の場として、地域と行政の担当各部署が出席するパートナーシップ会議
を開催していくこととなっています。
今後は、パートナーシップ協定の検討のなかで出てきた、安全・安心マップの作成やイベント掲示板づくりなどのまちの課題解決のためのさまざまなアイデアについて、地域と行政で話し合いながら、住民、地域組織及び事業者等との連携をさらに進め、「住み続けたいまち」実現のための具体的な活動に取り組んでいきます。
また、これまで活動に参加していなかった人々への情報発信をきめ細かく行うなど、まちづくりへの参加のきっかけづくりを行い、参加の輪を広げ、まちづくりを担う人材の発掘や育成にも取り組んでいきます。

二宮ふれあいのまちづくり協議会委員長の山西重信さん
「市と協定を締結することには正直なところ不安もありました。しかし、地域住民に実施したパブリックコメントでも『住み続けたいまち』というコンセプトに賛同をいただき、『会議に出席できれば参加したい』、『みんなが楽しく話し合えるまちになってほしい』、『行政と地域住民がよく話し合い、少しでも住みよい明るいまち二宮にしていきましょう』などたくさんのご意見をいただき、非常に心強い限りです。
今後とも皆さんの意見をうかがいながら、地域と行政の協働と参画のもと、『住み続けたいまち二宮』と子どもからお年寄りまでがそう思えるまちとなるように、みんなでがんばっていきたいと考えています。」