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長田区

2010年6月15日 パートナーシップ協定第1号 -野田北ふるさとネット-

100615-ng-01.jpg協定期間 平成17年6月13日~20年3月31日

 最初に、神戸市とパートナーシップ協定を締結しては、と市の担当者から話があったとき、「えっ、神戸市と協定?と驚きましたが、担当者からの説明で協定を結ぶことで、何か地域がよくなるような気がした。」と林さん(野田北ふるさとネット本部長)は、振り返ります。

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 野田北部地区は、震災で家屋の全壊全焼が70%を超えるなど、甚大な被害を受けましたが、震災復興区画整理事業などハード面の整備が順調に進むにつれ、昔ながらの路地コミュニティの持続というソフト面の強化が課題として見えてきました。こうして平成14年1月に「野田北ふるさとネット」が発足。「街なみはきれいになったが、ポイ捨てゴミが目立ち、これが美しいまちといえるのだろうか、と住民のなかで疑問が出てきた。」と林さん。
100615-ng-02.jpg 翌年から「美しいまち」を考えるワークショップが始まります。7回にわたって議論を重ね、同時にクリーンパトロールや迷惑駐輪防止やまちに花が増えることを目的としたフラワーサークルなど行動を開始しました。平成16年6月に美しいまち宣言へ。そして、平成17年6月、美しいまちの実現と自立した地域の仕組みづくりを目的として神戸市初のパートナーシップ協定が締結されることとなりました。
 「最初は、行政側が、地域の動きについて来られなかったのでは。」と河合さん(同事務局長)。「"協働"という言葉と裏腹に行政の部局間の縦割りを強く感じた。」と厳しい。地域側が、先行して課題を抽出し、地域団体が、ネットワークをつくり、実践もしていました。一方、そのパートナーとして、後追いで組織の連携を図ることになった行政が後手に回ったのでは、と分析します。
100615-ng-03.jpg 「それでも、地域と一緒に取り組むことによって違法駐輪が劇的に減少したり、ゴミ捨てマナーが向上したり、目に見える形で成果が出てくると、行政の動きも変わり、部局の各担当者にも、俄然、意欲が満ちてくるのが実感できた。」「地域に入って真剣に話に耳を傾けてくれる区役所の担当者はありがたかった...。」
 協定期間が終了して2年余りたちますが、その後の状況については、「何も変わってないですよ。イベントやあいさつなど日ごろの付き合いを大切にすることや頑張っている姿を見てもらうことで、人と人とのつながりというものは、維持できるものです。」と河合さんは胸を張る。

 

100615-ng-04.jpg野田北ふるさとネット本部長の林博司さん
「震災復興の過程で、行政とは、まちづくりで一緒に取り組んでいました。いろいろなことがありましたが、話し合いを続けているうちに行政とは仲間という意識になっていました。パートナーシップ協定の締結によりそれを確認し、ソフトの課題に協働で取り組んだというのが実感です。」

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