神戸に根差したアートを育てたい。2007年に神戸市内で開かれた総合芸術祭「神戸ビエンナーレ」を支えたボランティアスタッフ達が、「神戸ARTサポーターズ(KAS)」を結成し、活動を続けています。約250人が登録しており、現在開催されている2回目のビエンナーレにあわせて、ギャラリーマップ作りなどに取り組んでいます。登録されているメンバーは会社員や主婦など、いわゆる普通の人が大半だそうです。 post_210
みなとギャラリーマップ
活動を通じてメンバー達は身近なアートに関心を持つようになり、その一つとして街角のギャラリーに注目。元町界隈(かいわい)の約30店を紹介する「神戸ギャラリーマップ」を9月に製作しました。神戸ビエンナーレの会場などで配り、会場外のアートスポットにも足を延ばしてもらえるよう案内しています。ギャラリーの店主を紹介するフリーペーパー「みなとギャラリーめぐり」も発行しています。
神戸ARTサポーターズの笹井あかねさん
「2007年第1回神戸ビエンナーレで作品制作のボランティアをしたことで、現代美術が身近になりました。今年の春、アートサポーターズのメンバーでギャラリー(画廊)めぐりをし、オーナーさんにうかがったお話をフリーペーパーにしたので、ぜひご覧ください。アートサポーターズの活動がきっかけで、美大に学士入学したり、NPO法人リ・フォープで活動したりと、予想外の出来事に自分のことながら驚いています。」
乙仲通であいましょう
中央区栄町通を一筋南に入った通り、愛称・乙仲通は、かつて乙仲さんと呼ばれる乙種海運仲立業者が軒を連ね、神戸港の繁栄を支えた所でした。現在の通りの名前もこれに由来するそうです。
現在は、しゃれたカフェや雑貨店などが入る近代建築が
点在しており、11月23日まで、神戸ARTサポーターズにより、「乙仲隠れ美術館」が展開されています。美術家、山村幸則さんのアートプロジェクトに参加し、地域のつながりを深めるための、各店に配る共通のミニ立て看板を制作したり、花の種の入った紙風船「風ノ船」を期間中の土日祝に「みなとspace26」にて配布するなどしています。

神戸ARTサポーターズの神澤真理さん
「乙仲通を訪れた方それぞれに、この場所が持つ魅力に気づいていただきたいです。アーティストと共に行っているこのプロジェクトによって、アートと人、アートと街をつないでいくことが、地域のコミュニティづくりのきっかけになればと思います。」
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[神戸ARTサポーターズ事務局]
神戸市国際文化観光局文化観光部文化交流課 神戸ビエンナーレ事務局内(神戸市役所2号館1階)
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