真野小学校の子どもたちが、平成15年の地震で大きな被害を受けたアルジェリアの子どもたちと、この度、ビデオによるメッセージの交換を行いました。
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アルジェリアはアフリカ北部、地中海沿岸に位置する国です。阪神・淡路大震災の際には、救援物資として大型テントをご提供いただき、被災者の方々の大きな助けとなったという縁があります。
今から3年前、担任の先生から「アルジェリアで大地震が起きた」という話を聞いた当時3年生(現在6年生)の子どもたちが、自分たちにできることとして励ましの絵を描き、それらがアルジェリアに届けられたのが、真野小学校とアルジェリアとの交流の発端でした。アルジェリアでは、それらの作品が絵本としてまとめられ国内で配布されました。そしてある日、感謝のしるしとして真野小学校にもその絵本が送り届けられました。
翌年には、神戸を訪れたアルジェリア大統領が真野小学校の子どもたちと対面し、交流を深めました。
平成18年11月12日、日本の援助により7つの小学校が再建されたことを機に、アルジェリアで「地震防災教育記念行事」が開催され、国際協力銀行の支援により、真野小学校作成のビデオがアルジェリア政府関係者や現地の子どもたちの前で披露されました。
ビデオには、真野小学校の日常風
景や防災訓練のようす、6年生からの励ましのメッセージなどが収録されていました。5年生が「しあわせ運べるように」を歌うシーンでは、アルジェリアの公用語であるアラビア語とフランス語に翻訳された歌詞を見ながら、会場のみなさんが熱心に聴き入っていました。ビデオは真野小学校全校児童による「がんばってね!」というエールで締めくくられました。
翌月21日には、今度はアルジェリアの子どもたちからのお返しのビデオ・メッセージが、真野小学校の体育館で子どもたちに披露されました。「真野小学校のみなさんと友達になりたい」「早く神戸のように復興したい
」といった声が数多く収録されていました。これを聞いた真野小学校の子どもたちも、「喜んでもらってうれしかった」と感想を語っていました。
子どもたちの純粋な思いは、遥かな距離を隔て、言葉も文化も違う異国にあっても確かに伝わり、被災地間の絆を育んでいます。

真野小学校の根津校長先生は、『震災の惨さ、悲惨さを知らない子どもたちにとって、アルジェリアとの交流は、震災を自分たちの問題として考える機会になりました。交流を通して、かかわること、助け合うことの大切さを学び、現在の生活を振り返りました』と。
円借款事業による国際援助を担当する国際協力銀行の築野部長(写真右)と森川さん(写真左)は、『アルジェリアの震災復興を支援する仕事に従事しています。単に学校を再建するだけでなく、この度、神戸の震災の教訓をアルジェリアへ伝えるとともに、両国の子どもたちが相互に交流するお手伝いができてうれしく思っています』と。