山陽電鉄須磨浦公園駅から、松や桜などの林の中の遊歩道を線路沿いに東へ少し歩くと、戦災復興の緑化推進モニュメントとして1954年に建立された「みどりの塔」があります。
「薫風」像を囲んだ塀の左右に直径1.2m、重さ2.4トンの1対の石の地球儀がありましたが、震災で西側の地球儀が塀の外側に落下しました。
落下した地球儀のそばには、97年に設置された同じ大きさの半球の銘板があります。銘板には、落下状況を写真つきで説明し、「地球儀を落下させた兵庫県南部地震は、正に『地球』すなわち『わたしたちの世界』を根底から揺り動かした、言語を絶する出来事だったことはまちがいありません。いま、わたしたちはあの忌まわしい震災の日々の記憶を失ってしまわないためにも、この落下した地球儀をしっかり見つめ直す必要があるのではないでしょうか」と記されています。