東灘区の北西、六甲山の麓に位置する住吉台は、昭和40年代に開発された海とまちを見下ろす眺望が自慢の住宅地。その反面、急な坂道や階段も多く、住民の高齢化が進んだ今では、自らマイカーのハンドルを握ったり、坂道を登ったりするのも大変で、出かけることそのものが億劫になるという人も増えてきました。
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しかし、平成17年1月、住吉台住民の悲願がかない、バスの運行が始まりました。その名も「住吉台くるくるバス」。このバスは、住民が主体となって議論を重ね、運行ルートやバス停の位置などを決めていった全国でも例のないバス。今では一日900人を運ぶ貴重な地域の足になっています。
しかし、バスがもたらしたものはそれだけではありません。バスを走らせるまでの苦難の数々が住民の気持ちを一つにまとめていったのです。そう、バスは、人と人との絆をも運んできたのです。

まちとまちをつなぎ、人と人の心をつないでくれた「くるくるバス」。番組では、盛大に行われた運行一周年記念行事の模様を中心に、高齢化に直面した地域が新しいまちづくりに取り組んでいく模様をお送りいたします。

くるくるバスを守る会 代表世話人 永原隆憲さんは、「バスが通ることで、マンションの管理組合と自治会が一緒になって、まちづくりを考えていくことができるようになったのが収穫。」と。

くるくるバスを守る会 世話人 新免信一さんは、「時間はかかるけど住み続けたいと思えるまちをつくっていきたい。」と。