4月24日(日)、このうちの一の谷ルートで須磨区の地域の皆さんによるウォーキングイベント(義経・弁慶、熊谷親子の通った道を行く)が開催されました。 post_286
須磨歴史倶楽部と多井畑歴史研究会が、地域内の源平合戦にまつわる多数の史跡を広く知ってもらおうと企画し、新聞社と鉄道会社には事前のPRに協力いただきました。
当日は天候にも恵まれ、市内や近隣都市からなんと約320人が参加!地下鉄妙法寺駅から友が丘、多井畑の集落をへて鉄拐山へ。参加者の長い列が続きます。
コースの途中では、歴史倶楽部と研究会の皆さん約20人が、そろいの帽子・腕章で弁慶の足跡、ほんがんさんなどをご案内。
地域の自慢話もまじえながら、心のこもった丁寧な説明をいただきました。
このコースの圧巻は鉄拐山から、一の谷への下り道。須磨の市街地と海岸を見下ろしつつ、800年の時を超え、義経になった気分で安徳帝内裏跡、須磨浦公園へと一気に下ります。
良い汗をかき、地域の皆さんによる手づくりのおもてなしに感謝しながら散会となりました。
きっかけは子どもたちの感謝の気持ちから
多井畑歴史研究会は、自治会が多井畑地区を中心に友が丘、高倉台など近隣地域の住民にも参加を呼びかけ平成15年度に発足。会員数約70人で月1回の勉強会を重ね、源平ウォークも3回目となりました。
須磨区まちづくり推進課の紹介により須磨歴史倶楽部との協働の取り組みも実現しました。
この研究会発足のそもそものきっかけですが、約10年前多井畑小学校から自治会に依頼があり、地域のしきたりや文化、生活様式を地域住民が子どもたちに授業の中で伝えていく「レッツゴー探検隊」の取り組みを実施。
終了後生徒たちから感想文が送られてきましたが、普段何気なく思っていたものが子どもたちの驚きの対象であったことがわかり、地域住民が逆に励まされ、ぜひ次世代に伝えていきたいとの思いを強くした、とのことです。
皆さんも「わがまちの宝物」を探してみませんか。

多井畑歴史研究会の鷲尾和秀会長は、「震災直後、断水中の水の確保など地域の問題は地域で解決しましたが、その時、隣の人を知らない、隣町を知らないでは地域での暮らしが成り立たないと強く感じました。歴史研究会の取り組みも、昔の多井畑地域(友が丘、高倉台なども含む)の住民同士の交流に役立てばと思っています。」と。