かつて兵庫運河には神戸の経済を担う重要な役割がありましたが、最近は水面を埋め尽くす材木も行き交う船もなく、ひっそりと横たわる存在となっていました。そのような中「運河を何とかしたい!」という地域の若者たちと漕艇関係者が出会いました。
1_4
これまで、「兵庫運河は危ない場所だから近づいてはいけない」と地元の人たちは子ども達に教えてきましたが、今は、水面に浮んでいた材木も撤去され、運河の周りには安全な手すりや浮き桟橋も整備され、運河は新しくレガッタコースとして生まれ変わりました。
7月には、新コースでキャナルレガッタ神戸が開催されました。このイベントは小学生達も参加したスペシャルレガッタ(16日)、伝統ある第43回目の神戸市民レガッタ(17日)、そして第1回兵庫キャナルレガッタ(18日)と3日間に及ぶイベントです。
コース整備は、漕艇連盟の指導で、地元の浜山Can成る倶楽部などの皆さんが水に浸かりながらブイを浮かべていきました。
大会当日は市内のグループが多数参加し、新しいコースで熱戦が繰り広げられ、運河周辺は多くの人で賑わいました。

浜山Can成る倶楽部の井上詔ー会長(キャナルレガッタ神戸実行委員会会長)は、「私達の地域スポーツクラブには、卓球、よさこい、バスケット、バレーボール、空手などのスポーツのほか、市内で唯一の漕艇があります。将来は、倶楽部を中心に活動しているメンバーから、全国大会に出場する選手が育ってほしいですね。」と。

大会開催の縁の下の力持ち、神戸市漕艇連盟会長の中村勇司さん(左)と、軽妙なお話で競技を盛り上げて頂いた司会の西条遊児さん(右)